よく仮想通貨を他人から受け取る(渡す)などのやりとり(贈与)の際に「税金」を気にされている方のコメントを見かけますので贈与税について触れてみたいと思います。
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贈与税とは
対価を伴わないで資産を他人に渡すことで発生する税金のことですが、一部の人の中には仮想通貨のやりとりについての贈与税について正しい認識の無い方もいるようですので今回は、仮想通貨を他人から貰った(または、渡す)などのやりとりをした場合にかかる贈与税の事について書きたいと思います。
いきなり結論から書きます。
※執筆日現在の取り扱いに基づいて、仮想通貨以外に他に受け取ったものが無い前提で書きます
受け取った仮想通貨の額が、年間110万円を越えなければ税金がかかりません。
これは、贈与税を算出する際に基礎控除という控除枠があるからです。
よほどの事が無い限り一般的なやり取りでは、110万円を超えるのはなかなか難しいと思います。
また、贈与税に関わる部分だけで言えば、申告も不要ですし、条件によっては、110万円を超えていたとしても贈与税の計算上、控除が使えるケースもあるため110万円以上貰っても贈与税がかからない場合があります。
国税庁Q&A:https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/qa/09.htm
仮想通貨の税制は今後要チェック
ただ、税制は毎年変わりますので都度チェックが必要です。
仮想通貨でいえば公式な見解がでるまで詳細は断定できません。
この「110万円」という金額も、どの時点で金額を捕捉すればいいのか公式な見解は出ていません。
仮想通貨に関する税金の取り扱いについては、都度新たな見解がでてくると思われますので、わかる範囲でこのブログで発信していきたいと思います。
でわ。