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ライブドアブログのhttps化(SSL化)がついに決定! https化の際の3つのポイント(注意点)を簡単に解説します。

投稿日:2019年10月5日

ライブドアブログ-https化 ssl化 3つのポイント・注意点

ライブドアブログのhttps化(SSL化)の具体的なスケジュールがついに決定し発表されました。

公式ブログ:HTTPS対応の状況についてお知らせします

https化(SSL化)されることによってブログにどのような影響があるのか、また、https化(SSL化)される場合に気にしておく方がいいと思われる個人的なポイント(注意点)などについて解説していきたいと思います。




https化(SSL化)とは

https化(SSL化)とは一言でいうと「保護されてない通信」が「保護されている通信」になることです。

ではどういった表示の状態がなのかというと、webサイトを見るためにアドレスバーにURLを指定して表示させますが、赤線で囲った部分が「https」と表示されて南京錠のマークがついていることがわかります。(Googlechromeで表示した場合)

livedoorblog https ssl

この「https」の「https」の部分がついている場合にはhttps化されていて「保護されていいる通信」の状態ということになります。

それとは逆にhttps化されていない状態が「http」で表示されている場合で、つまりは「保護されてない通信」の状態と言えます。

下の画像では表示されていませんが、「保護されていない通信」と表示されているのでhttps化されていない=「http」で表示されているということになります。

ivedoorblog-https-ssl

こんな感じで赤枠で囲った部分のように「保護されていない通信」と表示されています。

現在のライブドアブログはこの「保護されていない通信」の状態なので、https化されていない、つまりは「http」で表示されている状態です。

わかりやすくいうと

http://●●●●.com → 保護されていない通信

https://●●●●.com→ 保護されている通信

くらいに思っていていただければOKです。

https化(SSL化)されていないとどうなるのか

https化(SSL化)されていないと

なりすましや盗聴の防止などに対するWebサイトのセキュリティが脆弱な状態のままになってしまいます。

また、解析ツールへのリファラ情報の引き渡しなどアクセス解析の精度向上などが見込みにくい状態であるといえます。

それだけでなく、保護されていれば前述したようにWebサイトではブラウザのアドレスバーに南京錠のマークが表示されますので、それが表示されないということは、サイト訪問者の信用を得られにくいというデメリットがあります。

そのほかには、ブラウザの設定やセキュリティの高低によっては、閲覧するまえ利用者へ警告することも考えれらるため、https化(SSL化)されていないコンテンツを運営している場合には、そもそもサイトにアクセスしてもらえないというリスクもあります。

つまりこれらのことに対応できませんので、SEOの観点から非常にデメリットである状態と言えます。

ライブドアブログのhttps化(SSL化)はいつから

ライブドア公式ブログの発表では、ブログについては2020年の春からの移行であると発表しています。

対応箇所 実施予定時期
ブログページ(サブドメイン) 2020年春(予定)
ブログページ(独自ドメイン) 2020年春(予定)

これについては、発表の中でも「予定」としていることからライブドアブログ公式の運営の状況を考えるとスケジュールの多少の変更はあっても不思議ではないと思われます。

https化(SSL化)の際の3つ注意点とポイント

今回のライブドアブログ公式の発表で、いくつかの注意点や方針などが示されていますが、個人的に気にしておいた方がいいと思うポイント(注意点)を3つ挙げておきたいと思います。

https化(SSL化)は選択で決める!らしい・・

発表では以下のように案内されています。

ブログページのHTTPS対応につきましては、ブロガー様がブログページの配信方法(HTTP or HTTPS)を選択できる機能を提供する予定でございます。

つまり、http(保護されていない通信)のままも選択できるということになります。

この際のポイントとしては、変更後のURLがリダイレクトされるか、ドメインパワーなどが引き継がれるような対応がされているのかどうかということです。

例えば

http://●●●●.com

https://●●●●.com

この2つのURLはリンク先やブックマーク先などでは別のものとして認識されますので、場合によってはいままで築いてきたリンクやブックマークが無駄になってしまう可能性があります。

ドメインパワーなども引き継げない可能性もあります。

リダイレクト機能をライブドアブログ側が用意してくれるのか、或いは既存のリダイレクト機能でそのまま応用できるのか、それとも自分で用意しないといけないのかといったちょっとテクニカルな問題を抱えている可能性があると思っています。

JavaScriptのhttps対応が必要

こちらの案内も一見ややこしそうに見えてしまいます。

HTTPSの配信を希望される場合は、ブログページに掲載している画像やJavaScriptのHTTPS対応を行っていただく必要があります。

つまりjQueryやReactといったJavaScriptのライブラリを不具合なく動かすためにファイルをサーバーにアップロードしたり、あるいは直接記述する必要がある可能性がでてきます。

これによってCSSに触る必要がでてきたりすると、ちょっと初めて使う方などには難易度が高くなってしまう気もしています。

いまのところは、別の案内の中で「ファイル管理からJavaScriptファイルをアップロードできる機能があるため」という表現があるので、ファイルを用意してサーバーにアップロードする方法が有力のようです。

サブディレクトリ形式はhttps化(SSL化)対応しない

サブディレクトリ形式とは、

http://blog.livedoor.jp/●●●/

形式のドメインのことですが、これについては、https化(SSL化)対応を行う予定がないとしています。

単純に日記のように長期にわたってブログを運営している方も少なからずいますので、この場合には、https化(SSL化)の必須条件としてサブドメインまたは独自ドメインのURLへ変更があるということになります。

ただ、この場合にはhttps化(SSL化)しない方が得策なのではないかと考えています。

ライブドアブログ https化(SSL化)の話まとめ

総論として個人的には待望のhttps化(SSL化)であり、かなり歓迎しています。

やはりライブドアブログで運営している記事は検索順位を意識して作成していても、https化(SSL化)していない部分がかなり不利な状況を作っていると思っています。

https化(SSL化)が決定したのであれば、あとはその先の対応状況がそうなるのかというところに配慮していくことになりますので、引き続き情報収集していきたいと思います。

ということで「ライブドアブログのhttps化(SSL化)がついに決定! https化の際の3つのポイント(注意点)を簡単に解説します。」でした。

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

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