このページの目次
G20で協議されたLibra(リブラ)
財務相・中央銀行総裁会議が日本時間の19日に行われました。
そこで、facebookが発行を検討しているLibraと呼ばれる仮想通貨サービス(厳密にいうと送金サービス)について協議が行なわれました。
そもそも1民間企業のプロジェクトがG20で議論されること自体がすごい事なのです。
が、実際には、当初VISAやマスターカードやペイパルなどの有名企業も加盟しての金融サービスとなるので規模からいってもユーザー目線で見ても大きな注目が集まるのは必然なのです。(※既に一部企業はプロジェクトから脱退しています。)
この結果次第でこの業界が全て影響する話になるといっても過言ではないので、とにかく注目する事項なのです。
個人的にも注目しています。
ホントに動き出すのね。
おもしろくなりそう!#リブラ #Facebook
フェイスブックがデジタル通貨 米ビザなど有力企業参加:日本経済新聞https://t.co/uEW9XrS98S— ハマグリ主任@情報収集アカ (@hamagurishunin) June 18, 2019
G20の協議結果
結局のところ「プロジェクトのサービス開始前に吟味され、適切に対処される必要がある」ということなので、いいかえればまだ検討にすら入っていない段階。
つまりは、「吟味する必要はあるみたいだから適切に対応していきましょうね。」と認識を確認しただけです。
というか実際には評価ができないのではないかと考えています。
つまりは、Libra(リブラ)のプロジェクト自体の始動が大幅に遅れるのが確実ということです。
これはよくある規制当局の対応が間に合わない(追いついていない)後手のパターンかもしれません。
こういった場合にはプロジェクト自体が自滅して終わることも多い気が・・。
Libra(リブラ)が動き出すことの意味
Libra(リブラ)が動き出せば、国家を超えて、或いは中央銀行をこえて別の通貨圏を造ることも可能になるくらい色々な意味でメリット~リスクをはらんでいる事なので、この議論が具体化した時には何か大きな変化があった時なのではないかと思います。
例えば、通貨危機や有事による同時株安など・・
日本ではキャッシュレス決済がものすごい勢いで広がっています。
これは時間の問題なだけであって、デジタルへの流れは避けられないものだと思うので、1人のユーザーとして問題を確認している状況です。
果たしてどうなるか。。。